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そんな物置部屋(というか、お宝部屋？)は、俺の作品置場でもある。
作品といっても、ほぼ独学の拙い絵画や彫刻だけれど。
初めは自分の部屋に置いてたんだけど、いつの間にやら部屋中が作品で溢れかえってて、仕方なしにこの部屋へ移させてもらった。
そしてパソコンを開いた日の数日後。
完成した作品を『お宝部屋』に持って行き、そこである違和感を覚えた。
「？」
その違和感の正体が分からなくて、取りあえず抱えていた大きな画板を床へ置く。
そして再度部屋全体を見渡すが…
「物の配置…は変わってないよな？」
価値ある芸術品が痛まないようにと日光を遮るシーツを被せているから、多少配置を変えたところで気付かないかも。
というか、この家に唯一住む俺が配置を変えていないのだから、変わりようがないのだけれど。
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