最後の日へのカウントダウン

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家にいる間、ピリピリと神経を尖らせる時間が増えた。 風なんかで小さな物音がすれば、過剰な程ビクリと体が跳ねる。 時間が経つにつれて、ストレスは募るばかり。 それでも誰にも相談しなかったのは、やぱり両親の迷惑になりたくないから。 もし事が大きくなって近所の人達に知られたら、「子どもを家に1人にするから泥棒にも目をつけられるのだ」と、きっとまた両親が悪く言われるのが目に見えていた。 そんな色んな思いや考えに雁字搦めになって、俺は行動を起こせずにいた。
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