好物が招いた危機

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まだ俺の頭を撫でてる颯。 …もしかして俺、子ども扱いされてる? 「なんか食後のデザートみたい。ごちそうさま、唯人。」ニコッ そんな綺麗な笑顔を見せられても、もう千紘と同類決定だ。 2人の行動を思い出し、今さら恥ずかしくなって顔が赤くなる。 「あれ、どーした?唯人。」 赤くなった顔を見られたくなくて、寝返りを打って颯の膝に顔を埋める。 「~ッ、何でもないっ/////」 この時、俺はもうコイツらの前で絶対にクリームパンを食べないと誓った。 …好物なのに!!!グスッ
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