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1章 友達
【魔法】について
この世界には「魔法」というものがあり、一人一人、しいては一つ一つが属性を持ち、空気中や体内の魔力を属性により扱い安くし、詠唱や媒介を経て「魔法」を行使することができる。
属性には、火、水、風、雷、土、闇、光の基本属性に加え、創造、時などの極希に発現する特殊属性と、エルフの持つ木属性、怨霊の持つ呪属性など、ある種族にしか持てない固有属性とがある。
魔法には、それぞれランクがあり、それらは最低必要量の魔力量や、詠唱の難しさ等によって
下級
中級
上級
最上級
に分かれている。中級と上級、上級と最上級の差はかなり離れており、大人でも上級魔法を5つ使えれば大したものである。
また、上記の分類とは別に、禁忌に指定された魔法がある。
これは、術を行使する際に生活に支障をきたすレベルの犠牲を必要とする魔法であり、これを行使したものは、どの国でも重く罰せられる。
『全知の書』1章より抜粋
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