第二の主人公

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「貴方には今から行く異世界に必要な力を分け与えます。まず魔力の制限はありません、次に如何なる魔法も効かない様にしておきました。それと毒、麻痺、眠り、といった状態耐性もバッチリです。それから」 「いやあああ!!それ以上俺を人間から遠ざけないで!」 「そうですか?私はおかしくないと思いますが…」 「それが普通だったらとっくにあなた滅びてますよ!?」 俺は全力で神様の力の授かりを否定する 第二の人生、人間として生きていたい まあ多少の力は欲しいけども 「我が儘な人ですね。では”適当”に力の方は渡しておきますね。…それでは異世界の冒険頑張ってきてください」 「ええ?!最後のタメ、絶対めんどうだとかまた思ったでしょ!てか、適当な力って!?」 間髪入れない神様に俺は多少…いやかなりの殺意を覚えたが俺の意識が薄れていく 「卓磨君、頑張ってくださいね」 神様の声が白い空間の中に響き渡った。
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