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――1時間後
事務所から少し離れたところにある少し古い建物の前に俺と曽根は来ていた
チャイムを鳴らすとドスの効いた声がインターホンから流れた
「どこのもんだ?」
「特殊探偵事務所【死神】の者だ。少し話をしたい」
「死神ぃ?汚れた公僕のエリートから下ってきたってやつか?」
「驚いた。有名人だな。今度からはサングラスをしないとな」
「名刺をばらまいといて何を。とりあえず入りな」
ぷつりとインターホンが切れた
俺は曽根を伴って建物の中に無遠慮にしかし細心の注意を払って入っていった
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