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(あっちゃあぁぁぁ~!やっちまったあぁ…ま、いっか)
ソレを見た審判の先生が赤い“合格”の旗を掲げると、その直後、三年生側でも旗があげられた。
三年生の勝利に大歓声が上がる中、先輩は茫然と我が身に降り注がれた白物に驚いた顔をしている。
(うっわあお…めっちゃ旨そうじゃん。うん、この先輩は…イケる!いや、墜としてやる)
「先輩の名前は?」
俺が聞くと
「う…太巻だ」
「俺は伊達。俺さあ、太巻先輩の泣き顔に萌えちゃったんスよ…もう目茶苦茶ヒイヒイ泣かせてえ。ふふふ…よろしく お願いします」
「はいぃぃい!?」
驚き高い声を上げる先輩に、俺は笑顔でこう言った。
「逃がしませんよ…覚悟して下さいね♪」
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