世に言う…蒼い霹靂

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「欲求不満のもて余した体を暴走させない為に気をそらせてるんじゃねえの?脱走させねえようにさ。そのうえ、テクニックも磨けるんだぞ」 「いや…普通は運動會以外で披露することねえだろ…」 「………そだな……普通はな」 小暮は急に辛気臭い顔でバナナを手に取った。 「俺のMAXはバナナにゃ負けねえぞ」 「いや…聞いてませんから。卒業して…が出来たら自慢してやれ」 俺はピッと小指を立てた。 「彼女ねえ…う~ん。どうもイメージが…」 小暮は腕を組んで考え込んでる。 「俺は可愛い子が理想だな。早く卒業してえ」 「あっそ…」
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