13、死を求める

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、、、、、、、 、、、、、、 、、、、、 、、、、 、、、 、、 、 「ナミル? 、、、、ナミル? 、、、そんな、、ナミル!! ナミル!・・・・・」 纓二はナミルの体を揺すった。 名前を呼んだ。 何度も、何度も、何度も。 「ナミル、冗談だよな? また、いつもみたいにからかっているんだよな? 眠ってるだけなんだよな?明日になれば、また、目を覚まして最高の紅茶を淹れてくれるんだろ? シャルと約束したんだ、ナミル紅茶は世界一だから今度飲ませてあげるって、、、、ナミル?」 でも、 「・・・・・・・」 纓二の声にナミルは応えない。変わることのない笑みがだけがあった。 ーーーーーわかっていた。 纓二はこうなる可能性が高いとわかっていた。 しかし、奇跡を信じた。 魔法が奇跡を起こす。そう信じた。 「でも、結果はこれか」 昔は、魔法がなかったから助けられなかった。魔法があった今でもだめなのか。 これは、因果? それとも、運命? この結果を避けるためにここまでやってきたのに。 どうして、こうなった。 地面を殴りつける。 血が出たとしても構うことはない。むしろ痛みを求めていたという方が正しい。 「主よ、雛罌粟という奴だけ逃げられてしまった。あとは、全員殺したが」 「そうか」 纓二はナミルの事を優しく抱えると、イリスの方をみる。 「纓二様、私は跡を追ったほうが? 」 「いや、その必要はない。今はまず、、、、、撤退する」 「そうじゃな」 「、、、、、わかりました」 跡を追う事を提案したユメだったが、纓二の言葉にそれ以上言うことはしない。 二人とも、纓二の表情を見ると何も言えなくなったからだ。 3人は結界の外へと向かった。 ーーーーーーーーーーー
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