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本当に苦手？
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美歌たちとは毎日のように遊んでいたのに、
今では顔を合わせる事もない。
それぞれ別の友達を作って平和に暮らしている
あの公園は、子供をあまり見かけなくなり寂れてしまった。
私が生き物を苦手とする理由のもう一つ
それはどんなに美しくてもいずれは消えてしまう事
分かっていても嫌になる。
そんな理由で苦手になるなよと思われたとしてもいい
一人が怖いくせに、「苦手」という理由をつけて一人になって
悲しい事から逃げて最期は一人で迎えたい
どんなにかわいくたってカッコよくたって
いずれは老いて燃やされたり埋められたり
特に愛玩動物は人間より先にいってしまうので、
こんな私にペットなど到底無理だ。
つまり、私はもう目の前で死なれるのが嫌なだけだ
置いていかれるのが一番怖い
悲しい事から逃げていると思う
自分が弱いという事が改めて理解できた
そうしたら後はどうすればいいか？
答えはすぐに出る
せめて人から逃げないように、自分に素直に
生きられるように努力すると誓おう
本当に一人で最期を迎える時
「私には大切な人がたくさんいた」と
誇れるように
END
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