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「おいカイト!!
そっちは行ったらやばいって!敵兵が攻めて来るぞ!」
意識が朦朧としている俺の名前を呼ぶのは我が友、アッシュ。
お互い小さい時から親はいなく教会で育てられていた。
「あ、すまん・・・
俺、もうだめだ・・・・・・」
何があったか簡単に説明しよう。
予告も無しに敵国が我が国、バンドを攻め落としに来た。
ちなみに俺たち二人は教会から逃げているところだ。
風の噂で敵国・・・憎きスタッカー国の動きが怪しい・・・と言った事を聞いたが、まさか本当にこのような事態になるとは思っても見なかった。
なぜなら、今までバンド国は100年もの間戦争等起きていない平和なことで有名な国だったからだ。
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