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彼は一つ向こうの駅から15分ほどのところに住んでいて、親は夜中まで帰ってこないから今から家に遊びに来いよと言った。
マックシェイクを飲み終わると彼の原付の後ろに跨り彼の家へ向かった。
うちと似たり寄ったりの古いアパートの2階に案内された。
そしてそこで促されるまま私は初めて「した」。
それから彼とは3ヶ月ほど「して」いたが、ある時からぷつりと連絡が来なくなり、結局そのまま彼から連絡が来ることは2度となかった。
その後も何人か「彼氏」ができたが最初の「彼氏」と同じように気づいたら消えていた。
特に悲しいとか寂しいとか、思わなかった。
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