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ナッツさんに戻ります。
私「ナッツさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫。夢の中で、余りにも唐突で泣いてたんですよ。それがとてもリアルで、気にはなってました。」
平静な声だったので、少し安心しました。
次にコウさんの意識を呼び出します。
目の前のコウさんは戸惑った表情をしています。
私「コウさん最近ナッツさんと再び連絡をとるようになりましたね。」
「連絡が取れたのは嬉しいし、彼女には幸せになって欲しいと思う。」
私「コウさんは今幸せですか?」
「まあまあってとこかな。それほどでもないけど。ナッツさんには、僕の事を気にせずに幸せになって欲しい。自分が幸せになる事を一番にして欲しい」
私「コウさんとナッツさんは関わりのある前世がありますか?」
「あるにはありますが、そんなに影響のあるような関係ではなかったと思う。僕の片想いとか、そんなんじゃなかったかな。」
これも少し意外でした。ナッツさんの想像とは違ったのかも知れません。
そこでナッツさんの守護霊様に伺うことにしました。
お呼びして現れたのは、小さい、年齢のいった西洋の方。その方へのナッツさんの印象はそんなに良くはありません。
守護霊様ではないようなので帰っていただきましたが、まだ遠くから見てらっしゃいます。こちらのことが気になるようです。今回のセッションに何か関わりがあるのかも知れません。それでもう一度来ていただきました。
私「貴方はナッツさんとはどんな関係の方なのですか?」
「遠くから守っている。」
血筋の関係では無く以前(ずっと昔の前世で)助けてもらったのだそう。
私「それでナッツさんを助けているのですか?」
「たまにね。」
私「それはナッツさんの為になってますか?」
「そのつもりだけど、ナッツがどう思っているかはわからない。」
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