悲しい予言の先に

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もう一人、縁のありそうな方との事も聞いてみました。 私「その方とナッツさんとの縁はどうですか?」 「結構深いよ。前世でも関係ある。」 私「これからも縁がありますか?」 「向こうはそうおもっているけど、あんまり縁は持たない方がいいと思う。」 ナッツさんの未来の風景を一度スクリーンに映してみました。 スクリーンには日本とあまり変わりのない街並みが見えます。人はみあたりません。 その風景の中に入ってみました。 近くにはビーチがあります。 ビーチにいくと沢山の人。でも日本人のようにも見えます。その中の一人に声をかけると、「ハワイ」という答えが帰ってきました。 さて、最後にコウさんとの前世をたずねました。 1940年近くの韓国です。ナッツさんは女学生、16才。 名前はメイさん。 ちょっと複雑ですが、お父様が中国人で既に病死したお母様が日本人です。 メイはそう父親から聞かされていています。 私「当時日本人と中国人が結婚することはままあったのですか?」 「ない。」 ドラマがありそうですが、今回はスルー。 (メイは謎が多い。真相はメイの父親に聞かないとわからないですが、メイは中国人として生きていますが、本当は日本人だと思います。おそらく中国人の父親は本当の父親ではないと思います。 日本人の本当の両親は既に亡くなってと言うより、殺された?と思います。) コウさんに会いに行くと、そこは図書館でした。 コウさんは18才の学生。韓国人の青年、尹さんです。 「話すのが楽しい。為になる話を色々聞けるから。他に付き合っている人もいるから、尹さんに対しては恋心というものではありません。」 私「尹さんは学生なのですか?」 「はい。学生です。」
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