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広島電鉄。読み方はひろしまでんてつ、人々から広電と呼び親しまれており、広島に住んでいる人ならおそらく一度は乗ったことがあるだろう。
というか、乗ってない方が可笑しいかもしれない。
そんな市民の味方、頼れる脚であるこの広電の電車には、主に四つの支払い方法が存在する。
すでに使用することは出来なくなっているが、公衆電話のカードのような、広電のカードを購入し、残高分使用する方法。
PASPY――パスピー――と呼ばれる、緑色と白色のICカードに千円単位でのチャージ又は定期などの購入によって、それをカードリーダーにタッチして使用する方法。これは、JRのICOCA――イコカ――と良く似た物と思ってほしい。
車掌から片道、もしくは往復の切符を購入し、それを使用する方法。
そして、百十円からなる各駅の金額分の現金を支払う方法。
これは、パスピーの残金が足りなかった時などによく利用する。
上記が、その四つの支払い方法である。
そして、現金支払いという方法がある以上、車内に両替機が存在のは必然と言える。
そしてこれは、そんな両替機の珍事件? を体験したとある少年の話である。
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