―壱―

3/4
前へ
/17ページ
次へ
「お、お邪魔してます…」 銀時がポツリと言う。 (作者ァァ!いきなりすぎるだろーが。どうすりゃいいんだよ、コレ!気間づいんだよ!) ―…頑張れ。 (丸投げェ!?) ・・・。 沈黙。 (ヅラ、どうすんだコレ!) (俺に聞くな。坂本、なんとかしろ) 坂本は口を開く。 「…アハハハ!初めまして。この小屋の持ち主かえ?」 「ああ」 「勝手に使ってすまんきに。もうわしらは出てい…お?」 土方は坂本に容器を投げる。 「これは?」 「薬。怪我してんだろ?やるよ」 坂本達は暫く、土方をじっと見る。 「な、なんだよ」 「俺達を見て、怪しいとか思わないわけ?」 「…悪い奴等じゃなさそうだからな。おい、銀髪。腕出せ」 「銀髪って、俺?」 「お前以外に誰がいんだ」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加