吉日。

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「お前…」 「あっ!ご、ごめんなさっ!」 直そうと出した手を強く握られた。 「ひゃっ!」 「いい。そのままで。」 変わらない瞳。私だけを見ているのは確か。 「ん……んーーー!!」 声をあげた三越さんに南さんが慌てて手を離した。 「あんれー?」 「お、おはようございます!」 「なにしてるんすか2人。」 「べ、別になにも!」 三越さんの大きな声に次々と皆の目が覚める。 「さあ。仕上げだ。」
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