危機。

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「んっ…………」 遠くの方で聞こえるテレビの音で目が覚めた。 何処だここ……。 目の前の布団は真っ黒。確か私の部屋の布団は真っ白だったはず。 そしておまけに頭痛がひどい。 「完璧二日酔いだ……」 「起きたか?」 聞こえた声にフリーズしてしまう……。 「み、なみさん?」 「ん?なに?」 そこには、パーカーにジーンズと言うラフな格好の南さんが立っていた。 「あ、の……これはどういう……」 「その前に。服、直して。」 ちらっと見られた自分の体は、前の部分がはだけて下着が丸見えだった。 「きゃっ!!!」
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