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言の葉宇宙のBlack Hole
人智を欺く深遠の果て
終焉描写の星は漂着し
天球儀に読む仮初めの名は
玉響を彩りし栄華を夢見る
中心軸は生身の肉体
言の葉宇宙より発信
開闢から燦然と在る
業の徒路を拙く歩み
意味深長にも促す黒の
渦巻く淵へと捧げる縁(エニシ)
恭順でも達観でもない
純黒色を宿す眼と魂を
解さぬ視線の樹海が射貫く
盤根錯節 終の褥も針の筵
諸刃の剣を翳す地平に
舞い降りるは黄昏の花
Black Holeの聖餐は
麺麭と葡萄酒では足らず
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