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さて、買い物終えて早紀の家に戻った涼さんと私は、大量のレジ袋を持って、キッチンに向かった。
早紀が、頼んでないワインと日本酒に気づいて私に、
「頼んでない物あるけど？」
私と涼さんは、一瞬顔を見合わせてから、涼さんが
「このワインと日本酒は、俺と千夏さんからのプレゼントだから気にしなくていいよ」
メモを書いた晃さんは、自分だって言おうとするのを、私が制した。
続けて涼さんがいつものオチャラケ口調で
「せっかくワイングラスもらったから使いたくなって、千夏さんに協力してくれっ頼み込んだんだよ持ち帰って一人で使うのも何だしさ。日本酒は早紀さんに迷惑かけてるから、何かプレゼントしたくて、千夏さんに好きな物聞いて日本酒にしたんだけど迷惑だったかな？」
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