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放っておくことなんて簡単だったんだ、いつもの俺なら。 でも見えたんだ。 あいつの涙で濡れた瞳が『助けて』って訴えてたから… 誰かが俺を必要としてくれてる気が少しして…。 気がつくと俺はあらぬ事を口走っていた。
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