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◇
イズミは二人の間にどのような話し合いがもたれたか気にしながらも、彩葉の返事を待っていた。
付き合うにしても付き合わないにしても、何かしら返事があるだろうと思ったが、なかなか来ない。
ジリジリ待った。
『きっと女にすぐ声を掛けて、適当に遊んで捨てる男だと悪口を吹き込んでいるのだろうな』と遥の意見を想像した。
どうやらイズミにとってレズは天敵のようだ。
数日経って彩葉から付き合いたいと連絡があったとき、彩葉が自分を信じてくれたのだとイズミは嬉しかった。
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