第6章 『天使の生活』

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「あっ、お帰りなさい、シンちゃん」 と、その時敷地内の白いコテージのような建物から、小柄なかわいらしい雰囲気の女性が姿を現わした。 一瞬女の子、かと思ったけど、違った。 菅野君のお母さんなんだ。 すごくカワイイ雰囲気の人。 「ただいま、可愛さん。 彼女はクラスメートで学級委員の藤堂さん」 そう言ったシンに、 「いらっしゃいませ。お世話になってます」 と可愛は美咲を見てニッコリと笑って会釈した。
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