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二人は私を好きなように甘やかす、だから私は自分が自分で何もやろうとしない子にならないか気が気でなくてたまっもんじゃない。
そんなこと二人は微塵も気にしていないようだが…。
でも今日は祝日だけど父はロサンゼルス、母はヨーロッパに行っていていない。
「だからって何だって事でもないんだけど…。」
「?、何かいった?慄ちゃん。」
「いえ!何も。」
だって私にはお婆様が居るから。
お婆様とは小さい頃からずっと居たから一緒にいると心地良い。
だからいいんだ。
良いんだけど…けどね、視線が痛い…。
「なんですか?お婆様。そんなにジロジロ見られると困るんですが……。」
「っあ!ごめんなさい!慄ちゃんこの頃綺麗になったなって、高校生になってからなんか綺麗になったなっておもって。」
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