《脇役な俺と主人公な友人》  

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このクラスのやつらとはかけ離れた存在の俺とあいつ。 この異常なまでの日常の中で、俺達は俺達の日常を守ることが出来るのだろうか。 「では、次に今日の予定についてだが」   先生の声が、あたかもそれだけが正常であるかのように教室に響いていく。   そのよく透る声はあいつを見つめ、誰かに見つめられるこの俺の耳にも、しっかりと響いていた。  
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