1人が本棚に入れています
本棚に追加
この世界に終わりはない。
この世界は終わりを知らない。
この世界はすでに終わりを迎えたものの場所。
この世界はなくてはならない。
この世界の存在が必要である。
この世界はいわゆる『核』。
この世界は『全て』にとって必要なもの。
さて。もうすぐこの世界に危機が訪れます。
それを知っている者が3人。
しかし彼らはいつも通りに過ごすでしょう。
なぜなら、彼女には関係がないから。
なぜなら、彼らは同一的存在だから。
なぜなら、彼らのうち一人はこの世界にはいないから。
なぜなら、彼女はこの世界でなくとも生きていけるから。
だから、彼らはこのことを口には出さない。
「俺は、聞かれれば答える主義だけどね」
こいつだけは聞けば教えてくれるらしいけど。
とにかく、個性的で危険な者たちが住まう人外ストリート。ここから物語は始まる――――――。
最初のコメントを投稿しよう!