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・・・。
なに?俺はあれか?番犬的なあれなのか。
不法侵入からたとえ単体であろうが魔人であろうが軍隊であろうがご主人を守れと。
あぁなるほど納得納得・・・って、
するわけねぇぇぇぇぇぇぇぇ!
わけにもいかない←
仍「報酬及び期間。」
意外とこういうのには律儀なんだよ俺。
永「何事もなくても報酬は10万ゼア、期間は・・・一年くらいなんだけど、受け「受ける。」っぐは・・・食い気味だね。」
10万ゼアイコール10万円。
学生には十分めぼしい金額で、伯父さんが吐血して若干勘違いから生まれた妄想でにやけてるのなんて目に入らない。入れたくない。
まあとりあえず一年ということは、二年生になればもう任務完了ということ・・・
受けるしかないでしょ!
永「とりあえず、受け、る方向で。・・・コホン。」
仍「じゃあ、もうこれでいつでも出れるようにしたから、ピアス頂戴?」
永「あーうん。分かった。はい、ピアス。」
準備が良すぎる・・・
とも思いつつ、ピアスを受けとる。
十字型で、赤・・・というより紅色の中心に黒い球体が浮かんでいる石が埋め込まれているのと、青色で同じようになっているもの。
仍「・・・?」
見覚えのある気がして眉間に皺を寄せる。
いくら考えても分からないのは何故だろう・・・
永「ん?やっぱりヴァンパイアだから十字が気に入らない?」
仍「ううん。そうじゃなくて、誰かが同じようなのつけてた気がする。」
首をかしげて思考を巡らせていると、叔父さんはクスッと笑って俺の頭を撫でる。
永「そのうち気づくよ。・・・さてと、もうそろそろ入学だよ。」
え?
仍「待って。今2月だよ?入学式とかって4月「ほら、荷物持って。いっくよー!【強制転移】【未来時空間】!」はぁぁぁぁぁ?!」
こうして、俺の生活は幕を開けた・・・
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