第2心

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綺麗な空に綺麗な心で謳おう 手と手を取り合って 夢を乗せた雲を創ろう 何処までも行けるように 綺麗な空に綺麗な心で謳おう 見上げて星を数えて 誰も見たことのない星を流そう 夜空を駆け抜けるように 分からないこと多くてもいいんだよ だから自信を持って 一つの心 一つの気持ち 一つの願い 心の輪ができた 一人じゃない 独りじゃない 独りだけじゃない どんな時でも 守ってくれる人が居るんだよ 歌い終えて、1つ息を吐き出し、玲央とレイに視線を向けてみると。 すーすー、と寝息を立てて2人……2匹は気持ちよさそうに、眠っていた。 レイは私の膝の上で、玲央は私の肩に頭をのせ、て。 玲央のさらさらした藍色を含んだ黒髪が、頬に当たっていて、少しくすぐったい。 それでもすごく、優しさとぬくもりが心地よかった。 気付いたら、私もうとうとと眠気に誘われ始めて。 滅多に眠くならない私なのに、すぐに夢の中へと入って行けたのは。 ちょうど、意識が途切れる、寸前。 唇に何か柔らかいものが、触れたような気がした、からかもしれない。 そのまま私は、マッシロな意識に、包まれた。 .
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