第二話

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「ぐっ」 「ああ。それと仁?だっけ。あいつ催眠術かけといたから当分動けないよ………部下は俺みたいなの選ばなくちゃ」 因みに外の奴らにはもっと強力なのお見舞いしてやったぜ? 起きても立ち上がれないだろうなあ。 言いながらふふふっと無邪気な子供のように笑うがそれが逆に残酷で… どうりで来ないはずだ。 だがお前みたいなヤツに俺の部下の悪口を言われる筋合いはない 「…っるさ…いっぅあ゙っ!」 反論しようと口を開と腹にフックを仕掛けられた やべー ろっ骨おれたんじゃね? 「…大人しくしてれば苦しむことも無かったのに」 「はっ。生…憎…大人しくする…なんて。俺は、持ち合わせて…ないから…な」 「…あっそ」 「そこまで、だ…っ」 「じんくっ」 「マジ催眠術とか…やめてくんねえ…?体が…だるいんだけ…ど……」 「…へえ。お前催眠術かかりにくいの?」 「いや。忠誠心の…おかげ…かな」 「…ふーん。あっそ…あーあ。これでまたかずくんつれて帰れないんだね。ま、いっか…近々盛大なお祭りあるからそのときにでも。それまでサヨナラ」 バイバーイ 手をひらひらと振り鎌を振り下ろしてして帰っていった 「っ。いてぇ。掠るだけ…でも凄く痛いんだから…あれ直撃した時は…間違いなく、お陀仏だな」 「な…に呑気なこと言ってんのさ。…じん…くん…だいじょ………っ」 「かずっ!大丈夫か!?おいっっ!」 仁君に駆け寄ろうと立ち上がった瞬間世界は反転…そして意識は暗闇の中へと引き込まれていった
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