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「その通りじゃねえか、だってお前高1の時の期末テ……」
「待て………それ以上言ったら……………………コロス……」
俺の余計な一言で場の空気が変わったのを感じ、俺は咄嗟に謝罪の言葉を放った。
「あ………すまん!悪かった……」
この話は禁句だったな……危ない危ない……
そんな他愛ない話をしつつ、俺はふと時計を見た。
背筋が凍るってこういうことを言うんだな…………
「うおっっっっ!!!! もうこんな時間じゃねえか!!! おい! 柚子、知也走るぞ?」
「待てや 桐葉!!俺の話はまだ終わってねえぞ!!!」
顔を赤くして迫ってくる親友を尻目に、俺は全力で学校へと走り出した。
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