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「アンタバカ？」
「うお！？な、なんで！？ここにもエヴァンゲリオンは普及してたの？！」
「？？？？」
知ってるわけないか…ｗ
「いえ、なんでもないです。私の生まれ故郷の文化の話でございます」
俺は遠い目をしながらそうつぶやいた
「いい？私たちは確かに魔族に殺されることはないわ
けど、集まるだけじゃ駄目なの」
「竜の覚醒…それが必要なのです」
ミリアさんが発した竜の覚醒って言葉…
これって…
「アンタの好きなアニメの話はもういいから！」
うお！？こ、こころを読まれた！？この姫様只者じゃねぇ…
「私たちの封印を解く事が出来るのは異界から来たアンタだけなのよ」
「俺そんな役いらないっす」
また殴られた…
暴力反対です
「とにかく！アンタに拒否権はなし！
拒否したらこの場で…」
ん？お姫様がミリアさんの方を見た？
「斬ります」
「ちょｗｗまじっすか！？
お、俺救世主じゃないの！？
こ、殺しちゃっていいんすか！？」
「死にたくなければ協力しなさい」
なんてこった…
そう言ったミリアさんの目はマジでした
「あの…こういうのって脅してやらすもんじゃないような…」
「快く協力してくれないなら脅すしかないでしょ？」
なんてスマイルで怖いことを言うんだこのお姫様は！！
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