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言っておくが…俺は平凡な高校生
某戦国小説の主人公みたいに強くねぇ
某異端小説のような契約者もいねぇ
某トラパンの主人公と同じ名前なだけの高校生だ
50メートル走6秒8と超平均的だ
身体能力が高いわけでもない
何を言っているかって?
わかるんだよ
ここまでベタな感じだときっと…
「よく来ましたね救世主様」
「でたよwwこのパターンww」
だと思ったよww漫画とか小説でよくあるパターンだもんwww
異世界に飛んでそこで大活躍する主人公の話ww
最初は頼りなくてだんだんとたくましくなるあれだよw
「?」
少女が目の前で首をかしげいてるw
そりゃそうだよね…
向こうからしたら真剣だもんね
でも無理、俺強くなれる気がしないもんw
剣とかならともかく…皆銃持ってるしww
だからこそ!ここでハッキリさせておかないといけない!!
「あの~…私はですね~…そのあなた方が思い描いている救世主ではないと思いますです、はい、しがない高校生ですので、元の世界に私をもどしてもっと強くなりそうな人を召喚していただけませんか?」
超低姿勢?無理だってww銃持った兵士たちが包囲してんだから、平凡な俺は怒らせないようになるべく穏便にことを済ませるべきなんだよ~!
「あぁ…そういうことですか…」
おお!?どうやら目の前のお姫様らしき少女はわかってくれたらしい!
いや~皆さんご迷惑をおかけしました
ちょっと間違って召喚された俺のせいで2ページも無駄にしてしまってw次のページからきっと素敵な主人公が召喚されて…
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