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困り果てた三村君はとりあえず、探そうと旅館を歩き始めました。
「とりあえずさあ、探すから見つかったら大人しく成仏してくれよ」
「スイマセン」
しかし、なかなか見つからず、疲れたので温泉に入ろうとしました。
「いや~疲れた。こんな夜中に動き回って腰痛っ。ちょっと温泉でも入って休もう」
「いや~気持ちいいね」
「なんで入ってるんだよ!幽霊だろ。なにくつろいでんだよ。探せ」
するとそこには先ほどまで一緒にレンズを探していたはずの幽霊が先に入っていました。
「冷えるからちょっと暖まろうかと思って」
「幽霊?設定無視かよ!」
「冷え性なんですよ」
「冷え性っておまえ……ああもう知らねーよ」
そうして仲良く温泉に浸かりながら、のんびりしていると、露天風呂の方で、なにやら黒い影が動いたのに気づきました。
「おい。今なにかが外にいなかったか?」
「なんすかね。ちょっと見に行きましょう」
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