翌
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太陽が山の頂から顔を出す。 空を見上げると、透けるような水色の空。向こうの山は霧に包まれている。 石灰水みたいな色の吐息。 上にいくたび、かすれてく。 錆びて、やすりのような手すりをなでる。 少し前に、スズメが止まっていた。 でも、スズメは私に気づき、 瞬時に空に翼を広げ、飛び立った。 カンカンと鳴る、一段ずつ隙間がある階段を、 ゆっくり登る。
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