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数B以外の教科は当てられること無く、昼休みを迎えた。
拓弥が、祐香に無理矢理買わされたコンビニ弁当を開け割り箸を割っていると、今朝お世話になった八神春樹が近づいてきた。
「お、その弁当美味しそうじゃん。そうだ、俺、長井君と一緒に食べていい?」
「へっ?まぁいいけど………」
「良かったー!」
そんでもって、拓弥の机の場所に春樹の椅子を持ってきて、ランチタイム、ということになった。
「てかさー、何で長井君、今日来てくれたの?いや、珍しいなぁと思ってね(n‘∀‘)η」
何で、と言われましても。
と思いながら、拓弥は今朝、祐香に不法侵入されてから学校到着に至るまでを事細かに説明した。
「―――――てなわけなのよ。だから、別に急に学校来たくなったとか、そういう心境の変化はこれっぽっちもないから、そこら辺、勘違いしないよーにしてくれたまえよwwww」
「そうなんだー…てか、祐香さんと幼馴染みだったんだなー(n‘∀‘)η意外!!」
「意外なんかねぇ(笑」
「だって祐香さん、美人だし男子に超人気じゃん!」
「……へ?今何て?ビジン?ダンシニチョウニンキ?」
「あぁ、こないだもコクられてたよ、7人くらいから(*´∀`)ノ」
「なんっじゃそりゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
拓弥の目は、どっか落ちて転がるんじゃね?ってくらいにひんむかれていた。
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