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♪チャンチャーラッチャッチャッチャッチャラララーチャーッ('∀'●)
自作の「中学校校歌ロックver.」を口ずさみながら、長井拓弥は満足げな気分に浸っていた。
だが、そんな幸せな気分はこの後一気に崩れ去ることになる。
「ふぃーっwwwwやっぱ休息日は堪らんなヾ(´▽`*)ゝ」
「たぁーくぅーやぁー!!!!!!!!!!んなとこでぼさっとしてないで早く学校行く支度しなさいよ!!何が休息日よ!!普通に登校日だっつの!!」
半狂乱になりながら叫ぶのは幼馴染みの河東祐香だ。
毎朝のように拓弥の部屋に押し掛けては、学校へ誘導しようと必死になって訴える。
まぁいわゆる、拓弥は俗に言う不登校ってやつなのだ。
でも、幾度かは祐香の手によって学校まで引きずられているので、完璧なる不登校ではないけれど。
だが、今日は祐香の願いに応えるわけでもなく、一向に動きを見せることはない。
「あー…また面倒臭ェ奴が来やがったよ(*´-`)」
と、こんな具合なのである。
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