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ーーこの世界は“闇”と“光”の世界がある
1000年前にある「兵器」の奪い合いがあったため、分かれ二つの世界が生まれた
光の王は1人の少女を愛していた。闇の王は戦いを望み、醜い争い事を好んだ。
ふと、闇の王は考えた光の王が愛している少女を捕まえ、醜い姿にしてしまえば、戦争が起こるのではないのかとーー
闇の王はすぐに実行し、少女を醜い姿にした。
だが、光の王は醜い姿であろうと少女を愛し続けた…
それを受け入れない闇の王は怒り狂った。
戦争が起こり、光の王は醜い姿の少女を庇った
そして少女を1人残し旅立った
「…と、いう話をアンヤさんから聞いたんだよ。どうだ?なかなかのデキだろ?」
一人の少年はそう楽しそうに話していた
「ジンは口にモノを入れながら喋る癖を直したらどうだ?行儀悪いし、これから色々探しに行くんだろ?こんな飲食店でそんな作り物語聞いている俺の身を考えてくれ…。探しモノの為に暗い洞窟に行くと言ったまでは良いが、途中で腹が減るわ、金が無いわで俺もう一文無しだよ…」
金髪の少年はそう憂鬱そうに話した
「うっせぇなぁ…良いじゃねぇか!!今から、魔核を取りに行くんだぞ?なかなか入手困難な代物だぜ?」
癖を直せない少年、ジンはそう良いながら席を立った
金髪の少年、ラッドはもちろん会計を済まさなきゃいけない
「…たっく……確かに、コアが沢山あるところには色々宝があると聞くが…アンヤさんに言われて行くのか?」
「ラッド、お前知らないのか?今、コアが沢山ある洞窟にはデカい“何か”があるらしい!!それを手に入れたら一文無しなんて遠くの果て!!一生遊べる位な金が入るかもだぜ?」
ジンは主にギルトの依頼をこなして生活費をなんとか賄っている。大体ジンはギルトに入っている訳ではないが、ジンの母が入っているギルトの依頼をこなしているのだ
「分かった分かった。早く行ってコア探し…と、その高価か分からないデカい何かを探し行くぞ」
少年二人はまだ知らなかった
これから起こる出来事は偶然ではなく、運命なんだとー…
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