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「…っくあぁ…」
僕はベッドの上で大欠伸をした。窓の外の景色を見ると、外は一面雪景色。うん。いつもの風景だ。
あ、僕、浦雪 行太(ウラユキ コウタ)といいます。訳あってこの雪の世界で魔王やってます。詳しくは本編の方で語られると思うのでそちらで←
さて、いつもの風景と言ったがあれは嘘だ。今日はこの雪の世界『FRONTIER 4th(フロンティアフォース)』には久しぶりの太陽が顔を出していたのだ。
「…洗濯日和だね。…その前に飯だ飯。」
僕はベッドから降りると、服を着替える。ズボンは中がふかふかしている暖かい物。雪上用の靴に厚手の靴下を履く。上は長袖のシャツを着る。そして最後に、白衣を着て眼鏡をかければいつもの服装に。
「さて…食べ終わったらガレージに行こっと」
昨日改造したスノーモービルの仕上げをせねば。え、洗濯?大丈夫大丈夫。洗濯は後でやるし。←やらないフラグ
「~♪~♪」
ちょっと上機嫌でキッチンを目指す。なんだか今日は何かが起こりそうな予感がするのだ。
「たのしーな♪たのしーな♪」
そうしてるうちにキッチンの扉。鼻歌混じりに開いた瞬間だった。
「…………お邪魔してます。」モグモグ
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