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えーと…取り押さえようとした人物をよく見てみる。
身長は僕より小さい。やや幼くも整った可愛らしい顔立ち。目はブルーで髪型はライトブラウンのツインテール…て何で解説してるの僕。
とりあえず、僕は彼女(いやもしかしたら彼かも)から手を放す。
「…こんなところでなにやってるの、君達。」
「え…えと、その、あの、…え?『達』?」
「うん、そこで倒れてる女の人。」
「え?……ふぇえ!?さ、さっきまでいなかったのに!?」
どうやら知り合いではなさそうだね。…さて、『もう一人』は何かしってるかな?
「ただいま~。…あ」
「やっぱりここを目指してたんだね?うーちゃんさん。」
どうやら侵入者はこれで全部…さてと、O☆HA☆NA☆SHI…と行きたいところだけど、ここは紳士的に…ね。
「ほら、ここから出な?ご飯出してあげるから。」
「はぁ……………え?」
「え?いらない?」
「い、いや!そ、そんなことないです!」
いそいそとトレーラーから出てくるツインテールの少女(少年かも(ry)。僕はその様子を見ながら、手にリモコンを召喚して暖房をつける。ガレージはかなり広いけれど、魔法なら一瞬で快適な空間を作り出すなんて簡単な事ですよ。
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