第一話

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私も一回だけ田浦先生といたときに事件があった もともとは田浦先生がもつはずの大量の束の紙を教員室まで運んでくれと言われたから有無を言わせる間もなく つれてこられたのだが ちょうど階段を下りてる時に先生がもっているバックでなにやらごそごそと漁りだし 『携帯をもってくれ』rと言われて紙の束の上に置かされた。 私はあえてなにも言わなかったが、弁償は勘弁ですよと心の中で言った まぁ予想どうりバランスを崩して紙の束は全部流れるように落ちていき 先生の携帯も落ちていったわけで。 先生は私の心配よりも”携帯”のほうを先にとった。 「携帯が壊れたらどうしてくれんだ!あとその紙も早く集めろよ!」 へぇーへぇー そうですかい あんたはどんだけ性格ねじ曲がってんだい。 それだから結婚なんてでき・・・ おっと口が滑った 事実だけど。
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