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朝日の光を浴びて僕は目を覚ました。
どうやら熱も下がったみたいだしとても気持ち良く目覚められた。
心地よい朝だ。
それにしても何か変な夢を見た気がする。
とても不思議な夢だった。
いったいあの女の子は誰だったのだろう、、、
まぁそんなことを気にしてもしかしたないだろう。夢は夢でしかないんだからね。
熱も下がったことだしまた残りの春休みを遊び尽くしてやるんだ。
そう意気込んで僕はベッドから体を起こした。
その時、僕はある違和感を感じた。
なんだろう、胸の辺りが少し重い、、、
それを不思議に思いふっと胸に視線を下ろした。
するとそこには二つの山からなる綺麗な谷間が見える。
それが何かはすぐにわかった。
これでも年頃の男なんだからわからない方がおかしい。
しかしその状況が理解できなかった。
なんで!?なんで僕に胸があるんだ!?
確かに僕は中性的な顔つきをしてるかもしれないけどこれでもれっきとした男のはずだなのになんで??
なんでなんだ?
僕が一人部屋で頭を抱えていると誰かが僕の部屋の扉を叩く音がする。
恐らくお母さんだろう、春休みに入ってから毎日の様に起こしに来るんだから。
まぁもう10時だし春休みだからって寝すぎるなってことだろう。
「もう起きてるよー。」
てかダメでしょ!何返事してるのさ!
てかなんか声も高くなってないか?
どうしよう。絶対お母さんに聞こえちゃったよ。
そう考えていると案の定お母さんは「どうしたの?声が変だけどまだ熱は下がらないの?」
と扉を開けようとする。
僕はベッドから急いで扉に駆け寄り開けるのを止めようとしたが駆け寄るのと扉を開けるのじゃ扉を開ける方がどう考えても早いわけで、
扉は簡単に開け放たれ僕の姿は見事にお母さんにお披露目されてしまった。
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