ひぐらし画面にむかひて

昭和のガキンチョ

人生最初の記憶？それは、ぽかぽかの縁側で、オケツ丸出しで、おまるにまたがってた記憶です。

今でこそ、｢児童心理学｣なるものが浸透し、トイレトレーニングは焦ってはいけない、ってなってまして、幼稚園でしてくれるそうですが、
昭和の頃は｢オムツはずしが早いほどエライ｣ものでした。誰がエライって、子供より母親がご近所で、

｢まぁ、(育児が)お上手ねぇ。うちはまだ、おまるにのってくれないのよぉ｣

てな感じで、毎日、うっすら、よそんちの子供、及び、母親の能力をくらべっこしてたもんです。

まぁ、男女雇用機会均等法なんか無かったんで、女の能力は育児と家事と節約の腕比べで評価されてましたな。つか、それ以外は美人かどうかくらいしか無かったんで…。