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ｺﾝｺﾝ
「入るぞー。」
扉をノックし中に入ると、親父が書類仕事をしていた
「おお、来たか。
まあ待ってくれ、あと少しで終わるから。」
親父はそう言うとまた書類に目を通し始めた
立ったままなのもなんだからとりあえず目の前のソファーに座るか
………
………
………
5分後
………まだか？
「悪い悪い、どうしても終わらせたい書類でな。」
そう思っているとようやく終わったようだ
「で、なんだよ用件は？
『全帝』への依頼か？」
目の前にあるもう一つのソファーに親父が移動する
「依頼っつうか何つうか…」
「何だよ、珍しく歯切れが悪いな。」
「全帝にじゃなくてクロスに頼みがあんだよ。」
「ん、なんだよ？」
珍しいな、全帝としてじゃない俺に頼みなんて
「お前に
学園に行ってほしい。」
「はああぁぁぁ！？」
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