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「どうするかなー。」
ノラは大通りの露天を冷やかしながらぼやく
先程商業ギルドにも登録したが、特にこれといって変わったことはなくすぐに手続きは完了した
「とにかく明日まではなんにもできないしなあ。
ん？あれは？」
一つの店がノラの目に止まる
その店には様々な服が並べられていた
(へえー、意外と向こうの世界と同じような服もあるんだな。
でも中世風の服と現代の服が一緒に売られてるのは違和感あるなあ。)
その中でもノラの目を惹くものがあった
(ローブ！？
しかもフード付きの！？
………カッコいい！！)
目をキラキラさせながら見ていたノラに気付いた店主が
「あんた、この服が気になるのかい？」
ノラに話しかけてきた
「はい！
おいくらですか？」
「うーん、まあ一着銅板５枚ってところかな。」
「じゃあ、この白のやつと黒のやつ、それとその茶色のやつください。」
「あいよ、毎度あり。」
お金を払って四次元空間にローブを仕舞う
そしてまた店を冷やかしに繰り出すのだった
～♪～♪
(なんだ？)
近くから音楽が聞こえてきた
気になったノラは音のもとを探す
するとちょっとした人だかりができてる所を見つけた
早速その人だかりに近づいて行く
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