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「装備も出来たことだしギルドに行きますかね。」 ニヤニヤしながら改造した指輪をはめ、3つのローブからどれを着て行こうか選ぼうとするが 「ローブは認識阻害あるし今日はいいか。」 結局ローブは着ないで宿を出た 「こちらがギルドカードです。 再発行には銀板1枚を要しますので紛失には十分注意してください。」 「分かりました。 ありがとうございます。」 ハンターギルドに着き、昨日の受付に行くとすぐに準備をしてくれた 「さっそく依頼を受けますか?」 「あー、申し訳ありませんが今日は用事がありますので次の機会に受けますね。」 依頼を奨めてきた受付嬢に申し訳なく思いながら断りギルドを出た 商業ギルドでも同様にギルドカードを貰い、外に出る するとたくさんの騎士が数台の馬車を囲みながら通りを歩いていた 「なんでも盗賊団が捕まったそうよ。」 「やだわぁ物騒ね。」 「その盗賊団、違法奴隷も扱っていたとか。」 (ああ、この前の奴らか。捕まったんだな。) ここら一帯は既に護送された盗賊の話で持ちきりだった (まあ、自業自得だよな。) 大通りに歩みを進める
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