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ニーズヘッグが降り立ったのはアズの外れだ。
ここに地下へと続く通路があるらしい。
「サラ、中はどんな?」
「怪物は大分奥にいるみたい。ドレイクたちと境になってるよ」
サラがセイズで見た結果。境になってるということは、交戦中か。
ニーズヘッグを牙龍に戻したサラは、ジオの服の裾を軽く引いた。
「どうし……」
ジオの体を引き寄せてキスする。サラは自分でやっといて照れたのか、顔を背けた。
「ほら、早く行ってドレイク助けよっ」
「はぁ……それはそうと、戦えるのか?」
「さっきその、エネルギー補給したから。もう! 恥ずかしいんだからやめてよ!」
オレが悪いのか?
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