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ジオはドラウンが現れるなり水竜を召喚する。水竜に1体を任せて自分は2体に向かっていく。
水鬼をまとい、瞬動。ドラウンの首を腕がとらえ切り裂き、そのまま地面に手をついて足を跳ね上げ、カポエラのように2体目を切り裂く。
『水竜の……咆哮!!』
建物を粉々に砕きながらドレイクを粉砕する。水竜は長い胴をとぐろにした。
「サラ、敵は?」
「もっと先に人が集まってるみたい。ドレイクたちかも」
ジオが走り出すのを見て、サラも空気を蹴る。人影に向かって突っ込んでいく。
生存者……わからないけど、行かなくてはならない。
サラの目がしっかり人だと認識した。そして、怪物の進行を防ごうとする警察の姿も。
「生存者! 交戦中!」
「了解!」
ジオは再び水鬼に身をまとった。
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