Duet

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「祐さん、聞いて。 俺は今まで本当に祐さんにつらい思いをさせた。 これはいくら謝っても足りないと思う。 本当にごめんなさい。」 黙ったままの祐さん。 「こんな俺がこんなこと言う資格なんてないんだろうけど、それでも言いたい。 言わせてほしい。」 俺は小さく息を吸った。 「俺は、祐さんが好きだ。」 顔を上げた祐さんの顔は 雨と涙でぐちゃぐちゃだった。 「だからさ、俺の側においで…?」 そう言って微笑みかけた。
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