気づく想い

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拓也は私に指さしお腹をかかえながら笑っている。 そんな拓也を見て私は 「拓也にだけは言われたくないわい!!拓也こそ髪、寝ぐせついてるよ。」 私が拓也の髪の毛をひっぱると拓也は変顔でこう言った。 「止めてくんろーおらの頭さわんでねー」 「あははは!!何それ!!」 今度は私がお腹をかかえて笑っていると拓也はニカッと笑ってピースをした。 そして私もピース。 これが私達の合図のひとつ。 そして学校が近づいて来ると私達はつけヒゲをつけて自分のクラスへと踊りながら登校をし、自分の教室へと向かった。 「あはははあの2人またなんかやってるよ~」 「毎日楽しそうだよね~」 周りは呆れ半分で笑いながら私達を見る。 そして教室に入るなり私達は 「ヒゲヒゲヒゲダンス!」 ……と言いながら教室に入っていった。 「あー…まーた変わったご登場だよ」 そう言われながら私達はふざけあい、自分の席へと座った。
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