お嬢様と俺

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~天夢~ あれ…俺、いつの間にかに寝ていたみたいだ。 「ん…」 「あ…起きた?」 え…なぜお嬢様の声? … 「!!いつの間にか寝てしまって!!すいません!!」 飛び起きてからバッと頭を下げる。 もちろん、最敬礼。 腰を75゚まで曲げて謝る。 でもこれで許してなんかくれないよな… 「別にいいわよ…」 「だめですよね……は?」 え?いいの? 「ま…まさか、許してくれるわけが…」 「…あんたねぇ…そんなに私が意地悪だと…」 「えーと……許して…?」 「問答無用!!」 「ぎゃーっ!?」 父さん、俺は頑張ってるよ。 これからどうなるかはわかんないけど、がむしゃらに頑張る。 …あと、もうすぐそっちに行くかもね…ははは… 笑えねぇ…
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